沖縄本島は、美しい海や独特の歴史・文化・絶景カフェなど、魅力が溢れていて、初めての旅行ではどこを巡るか迷ってしまうかもしれません。本記事では、沖縄旅行を計画中のあなたに向けて、外せない定番の観光スポットから旅の疲れを癒やすオーシャンビューの絶景カフェまで、沖縄の魅力を存分に満喫できる厳選情報をお届けします。沖縄旅行をより豊かにするおすすめのスポットとその巡り方をご紹介します。
まずはココから!沖縄定番観光スポット北部編
沖縄旅行のハイライトといえば、本島北部やんばるエリアに集まる、スケールの大きな自然と人気施設は外せません。特に、初めて沖縄を訪れるなら北部観光は、旅の計画で優先順位を高くするのがおすすめです。
- 沖縄美ら海水族館は、世界最大級の水槽「黒潮の海」で、ジンベエザメやマンタが悠々と泳ぐ姿が見られ大迫力です。
- 水族館を含む海洋博公園には、無料で楽しめるオキちゃん劇場(イルカショー)やエメラルドビーチなどがあり一日中楽しめます。
- 古宇利大橋は、全長約1960mでエメラルドグリーンの海の上を走るような絶景ドライブが楽しめ、写真撮影に最適です。
- 古宇利島は、「恋の島」とも呼ばれ島の北側にあるハートロックが人気のフォトスポットになっています。
沖縄を象徴する美ら海水族館は、海洋博公園内に位置しています。海洋博公園内には、ウミガメ館やマナティー館、そして美しいエメラルドビーチもあり、水族館だけでなく公園全体で沖縄の自然を堪能できます。
無料で楽しめるイルカショーも観光客に大人気です。施設が広大なため開園直後を狙うなどして、混雑を避ける工夫をするとスムーズに見学できるかもしれません。
さらに、北部を代表する絶景スポットが古宇利島です。本島とは古宇利大橋で結ばれており、橋を渡る時の光景はまさに息をのむ美しさです。エメラルドグリーンに輝く海の上をまっすぐ延びる橋は、最高のドライブルートといえるでしょう。
島内には、ビーチやオーシャンタワーもあり、ゆっくりと島時間を楽しめます。特に古宇利島は恋愛成就のパワースポットとしても有名で、多くのカップルが訪れる場所になっています。
北部の観光地は距離が離れているため計画的に巡ることで、より充実した旅になるでしょう。
歴史と自然を感じる沖縄中部・南部スポット
沖縄本島の南部と中部エリアでは、琉球王国の歴史と現代的な賑わい、そして力強い自然の景観を体験することができます。那覇空港からもアクセスしやすいエリアなので、旅の初日や最終日の計画に組み込むのも良いかもしれません。
- 斎場御嶽(せーふぁうたき)は、琉球王国最高の聖地として知られ自然の岩や森が作り出す神聖な雰囲気が特徴です。
- 首里城公園は、朱色の建物が印象的な琉球王国の歴史と文化の象徴的な場所で復元へ向かう姿も見られます。
- 那覇市国際通り商店街は、「奇跡の1マイル」と呼ばれ、お土産店や飲食店が軒を連ねる活気溢れるメインストリートです。
世界遺産にも登録されている斎場御嶽は、自然信仰が根付く沖縄の歴史を肌で感じられる場所です。
パワースポットとしても知られ、静かで厳かな雰囲気の中で、心を落ち着かせるひとときを過ごせるかもしれません。聖地を訪れる際には、マナーを守り、敬虔な気持ちで散策することが大切です。
また首里城は、火災に見舞われましたが復元へ向けた道のりを見学することもでき、琉球王国の栄華を物語る重要な場所となっています。
那覇市内の国際通りは、ショッピングやお食事を楽しむのに、最適で沖縄のあらゆるものが手に入る場所として知られています。賑やかな通りを散策するだけでも、沖縄のエネルギーを感じられるでしょう。
那覇空港から車で約10分ほどの瀬長島にあるウミカジテラスは、ファッションやグルメのお店が集まり、飛行機の離発着を眺めながらリゾート気分を味わえます。南部・中部エリアは那覇を拠点に、公共交通機関やレンタカーで手軽に巡れるのが魅力です。
~御嶽(うたき)とは、南西諸島に広く分布している「聖地」の総称で、斎場御嶽(せーふぁうたき)は琉球開闢(りゅうきゅうかいびゃく)伝説にもあらわれる、琉球王国最高の聖地です。また、琉球国王や聞得大君(きこえおおきみ)の聖地巡拝の行事を今に伝える「東御廻り(あがりうまーい)」の参拝地として、現在も多くの人々から崇拝されています。
御嶽の中には六つのイビ(神域)があります。琉球国王はこの六カ所を参拝しながら、国家繁栄・安寧、五穀豊穣、航海安全などを神に祈願しました。
はるかなる琉球王国時代、国家的な祭事には聖なる白砂を「神の島」といわれる久高島から特別に運び入れ、それを御嶽に敷きつめました。その祭事の中でも、最も大きな行事が、聞得大君(きこえおおきみ)の就任式である「御新下り(おあらうり)」でした。~
至福のひとときを 海が見える絶景カフェ 北部
沖縄旅行の醍醐味の一つは、美しい海を眺めながら過ごすカフェタイムではないでしょうか。特に、本部半島周辺の北部エリアには息をのむような、絶景を誇るカフェが点在しており、ドライブの途中で立ち寄るのにぴったりです。
- ピザ喫茶 花人逢(かじんほう)は、本部町の高台に建つ古民家風のカフェで目の前に広がる海の景色と絶品ピザが評判です。
- 亜熱帯茶屋は、緑豊かな高台に位置しテラス席からの眺めが人気でハンモックに揺られながら伊江島などを望むことができます。
- カフェこくうは、今帰仁村の山間にある隠れ家的なカフェで島野菜をふんだんに使った身体に優しいランチプレートが人気です。
- On the Beach CAFEは、今帰仁村の海沿いにあり、全席オーシャンビューのパノラマ展望席から琉球フレンチを楽しめます。
花人逢のメニューは、ピザとドリンクが中心ですが、その素朴な味わいと開放的なロケーションが多くの人を惹きつけてやみません。特に、テラス席は、最高の眺めで夕暮れ時には東シナ海に沈む夕日を一望できる特等席になります。
行列ができることも多いので、オープン直後や閉店間際を狙うのがスムーズかもしれません。亜熱帯茶屋のテラス席は、眼下に広がる海と空のコントラストが美しくまさに癒やしの空間です。
北部エリアのカフェは、自然の中に溶け込むような造りの場所が多く、都会の喧騒を離れてゆったりとした時間を過ごしたい人におすすめです。ドライブの休憩にぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
絶景カフェで心身を癒す 中部・南部エリア
南部や中部エリアにも、個性的で魅力的な絶景カフェがたくさんあります。北部とはまた違った雰囲気の海や街並みを眺めながら、沖縄の美味しいグルメやスイーツを楽しむことができます。那覇空港からのアクセスが良いのもこのエリアの魅力です。
- 浜辺の茶屋は、南城市の海辺に建ち満潮時にはまるで海の上にいるかのような気分を味わえる非日常的な空間です。
- 星野リゾート バンタカフェは、読谷村の海沿いの崖に位置し多様なテラス席から、時間帯によって異なる海の景色を楽しめます。
- 瀬長島ウミカジテラスには、オーシャンビューのカフェが複数あり、飛行機の離着陸を眺めながら食事ができるのも魅力です。
南部の浜辺の茶屋は、その名の通りビーチのすぐそばにあるため潮風を感じながら素朴な佇まいの中でリラックスできるでしょう。特に、窓側の席は人気で目の前に広がる海との一体感を感じられます。
姉妹店の山の茶屋、楽水も森の中にある隠れ家的なカフェとして知られています。
中部エリアの北谷町にある、アメリカンビレッジ周辺には、異国情緒あふれるおしゃれな海カフェが豊富です。夕暮れ時には、サンセットを眺めながらカフェタイムを楽しめるスポットも多く、昼間とは違うロマンチックな雰囲気を堪能できるかもしれません。
エリアによって異なる海の表情とカフェの個性を楽しむのがおすすめです。
沖縄旅行を最大限楽しむためのアドバイス
初めての沖縄旅行を成功させるためには、観光地の選定だけでなく、移動手段や準備にも気を配ると良いでしょう。沖縄本島は、南北に細長いため効率的に巡るための計画が重要になります。
- 沖縄本島の主要な観光地を巡るには、レンタカーの利用が最も便利で特に北部観光では必須に近い移動手段といえます。
- 観光スポットは、「北部」「中部」「南部」にエリア分けし、各エリアを一日で集中して巡る計画を立てると、移動時間が短縮でき効率的です。
- 沖縄の紫外線は本土よりも非常に強いため、日焼け止め、帽子、サングラスなどの紫外線対策は一年を通して万全にしましょう。
- 斎場御嶽などの聖地や古民家を利用したカフェを訪れる際は、その場の静寂と文化を尊重しマナーを守って行動しましょう。
レンタカーを利用する際は、那覇空港周辺で借りて返却するのが一般的ですが、観光シーズンは道路が混雑しやすいため、移動時間には余裕を持たせるようにしましょう。
旅の準備では、天候の変化に対応できる服装や夏の時期であれば、熱中症対策のための水分補給なども重要になります。美しい自然と独自の文化を持つ沖縄を敬意を持って楽しみ、思い出深い旅にしてください。
まとめ
沖縄旅行を最高の思い出にするには、沖縄美ら海水族館や世界遺産斎場御嶽といった定番スポットに加え、古宇利大橋のような絶景ドライブコースを組み合わせるのがおすすめです。
あとがき
私は兄とよくカフェ巡りをしていたので、ここで紹介しているカフェは特に思い入れがあり、とてもおすすめできる場所です。また、イルカショーが無料で見られることを今回初めて知り、友だちに教えてもらって訪れました。
実際に目の前で見たイルカの姿は迫力があり、想像以上に感動しました。沖縄に来るときはぜひ訪れてみてください。


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