沖縄の梅雨を彩る、息を呑むほどに美しい30万輪のあじさい。よへなあじさい園は、手つかずの自然の中に咲き誇る、まさに秘境と呼ぶにふさわしい絶景スポットです。しかし、沖縄の魅力はあじさいだけではありません。今回は、沖縄を訪れたい、または沖縄に関心がある国内外の旅行者の皆様に、よへなあじさい園の魅力はもちろん、穴場スポットや地元の食文化、エコツーリズムなど、沖縄観光の最新情報をお届けします。
30万輪のあじさいが咲き誇る、よへなあじさい園
沖縄県本部町にある「よへなあじさい園」は、約30万輪のあじさいが咲き誇る、息を呑むほどに美しい絶景スポットです。
よへなあじさい園の魅力
よへなあじさい園のあじさいは、地元の饒平名(よへな)ウトさんが30年以上かけて育てたものです。ウトさんの愛情がたっぷり詰まったあじさいは、一株一株が色鮮やかで、見る人の心を魅了します。
園内には遊歩道が整備されており、ゆっくりと散策しながらあじさいを鑑賞することができます。遊歩道を登りきると、眼下には一面に広がるあじさいの絶景が広がり、その美しさに感動することでしょう。
沖縄の自然も満喫できる
よへなあじさい園では、あじさいだけでなく、沖縄の自然も満喫できます。園内には亜熱帯植物も多く、普段見ることのない珍しい植物に出会うこともできます。
また、園内にある「カフェ あじさい園」では、あじさいを眺めながらクレープやぜんざいなどの軽食を楽しむことができます。
雨の日でも楽しめる幻想的な空間
よへなあじさい園は、雨の日でも楽しめるスポットとしても知られています。雨に濡れたあじさいは、より一層色鮮やかに輝き、幻想的な雰囲気を醸し出します。
梅雨の時期に沖縄を訪れる際は、ぜひよへなあじさい園に足を運んで、ここでしか見られない絶景を堪能してください。

記者がおすすめする沖縄の穴場スポット3選

沖縄には、定番の観光スポット以外にも、地元民だけが知るような穴場スポットが数多く存在します。ここでは、そんな穴場スポットの中から、特におすすめの3つをご紹介します。
古宇利島の絶景カフェ
古宇利島は、美しい海と古宇利大橋の絶景が楽しめる人気の観光スポットですが、実は絶景を眺めながら食事やカフェを楽しめる穴場スポットも点在しています。
カフェでは、オリジナルドリンク、沖縄そばをベースとしたオリジナルの古宇利島そばなどを楽しむことができます。美しい景色を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
備瀬のフクギ並木
備瀬地区は、沖縄の原風景が残る静かな集落です。集落内には、樹齢300年を超えるフクギの木々が立ち並ぶフクギ並木があり、まるで緑のトンネルのような美しい景観を作り出しています。
フクギ並木を散策すれば、都会の喧騒を忘れ、心が癒やされること間違いなしです。並木周辺には、古民家を改装したカフェなどもあり、沖縄の雰囲気を満喫できます。
また、備瀬地区には、干潮時にだけ現れる神秘的なビーチ「備瀬のワルミ」もあります。こちらもぜひ訪れてみてください。
大宜味村のター滝
大宜味村は、沖縄本島北部にある自然豊かな村です。村内には、手つかずの自然が残るター滝があり、マイナスイオンたっぷりの癒やしスポットとして人気を集めています。
ター滝は落差約10mの滝で、滝壺では泳いだり、滝に打たれたりして遊ぶことができます。滝周辺は亜熱帯の植物が生い茂り、まるでジャングルのような雰囲気です。
沢の入り口までは整備された道があります。そこから先は川の中や岩場を歩く事になるので、歩きやすい靴で行くことをおすすめします。
これらの穴場スポットは、いずれも定番の観光スポットとは一味違った魅力を体験できます。ぜひ、これらのスポットを訪れて、沖縄の新たな魅力を発見してみてください。
沖縄の食文化を堪能!地元食材を使った絶品グルメ
沖縄の食文化は、温暖な気候と豊かな自然の中で育まれた独自の食材と琉球王朝時代から受け継がれる伝統的な調理法が融合した、奥深い魅力を持っています。ここでは、沖縄を訪れたらぜひ味わっていただきたい、地元食材を使った絶品グルメをご紹介します。
沖縄そば
沖縄のソウルフードとして親しまれている沖縄そばは、小麦粉で作られたコシのある麺と、豚骨や鰹節からとったあっさりとしたスープが特徴です。
具材には、豚の三枚肉(バラ肉)やソーキ(スペアリブ)、かまぼこなどが使われます。店によってスープや麺、具材が異なるため、食べ比べてみるのもおすすめです。
タコライス
タコライスは、メキシコのタコスをご飯にかけた沖縄発祥のB級グルメです。ピリ辛のタコスミートとチーズ、レタスをご飯にかけたボリューム満点のメニューで老若男女問わず人気があります。近年は、様々なアレンジが加えられたタコライスも登場しています。
海ぶどう
プチプチとした食感が楽しい海ぶどうは、沖縄の温暖な海で育まれた海藻です。口に入れると磯の香りが広がり、独特の食感が楽しめます。ポン酢や三杯酢でいただくのが一般的ですが、サラダや丼ものなど様々な料理に使われます。
ゴーヤーチャンプルー
ゴーヤーチャンプルーは、沖縄の代表的な家庭料理の一つです。ゴーヤーの苦味と豚肉や豆腐の旨味が絶妙にマッチし、ご飯が進む一品です。ゴーヤーはビタミンCが豊富で、夏バテ防止にも効果があると言われています。
これらの他にも、沖縄には地元食材を使った魅力的なグルメがたくさんあります。ぜひ沖縄を訪れて、その奥深い食文化を堪能してください。
沖縄の自然を満喫!おすすめエコツーリズム

沖縄の豊かな自然を満喫できるエコツーリズムは、近年注目を集めている観光スタイルです。ここでは、沖縄の自然を満喫できるおすすめのエコツーリズムを2つご紹介します。
やんばる国立公園
沖縄本島北部にあるやんばる国立公園は、手つかずの自然が残る亜熱帯の森です。2021年には世界自然遺産にも登録され、その貴重な生態系が注目を集めています。
やんばる国立公園では、カヌーやトレッキングなど、様々なアクティビティを通して自然を満喫できます。
- カヌー: マングローブ林をカヌーで探検すれば、普段とは違う視点からやんばるの自然を体感できます。
- トレッキング: ヒカゲヘゴなどの亜熱帯植物が生い茂る森をトレッキングすれば、まるでジャングルのような雰囲気を味わえます。
マングローブカヤック
沖縄には、マングローブ林が広がる河川や海岸が数多く存在します。マングローブカヤックは、カヌーに乗ってマングローブ林を探検するアクティビティです。
マングローブ林は、多様な生物が生息する貴重な生態系であり、カヤックに乗ってゆっくりと進むことで、普段とは違う視点から自然を観察できます。
これらのエコツーリズムを通して、沖縄の豊かな自然を満喫し、自然保護の大切さを学ぶことができます。
沖縄の文化に触れる!おすすめ体験スポット
沖縄の文化に触れる体験は、旅の思い出をより深く、特別なものにしてくれます。ここでは、沖縄の伝統工芸を体験できるおすすめスポットを2つご紹介します。
琉球ガラス体験
琉球ガラスは、沖縄の美しい海や自然をモチーフにした色鮮やかなガラス工芸品です。琉球ガラス体験では、職人の指導を受けながら、自分だけのオリジナルグラスやアクセサリーを作ることができます。
- 琉球ガラス村: 沖縄県内で最大規模の手作りガラス工房です。グラス作り体験のほか、様々な琉球ガラス製品の展示販売も行っています。
- 森のガラス館: オリジナル琉球グラス作り体験のほか、アクセサリーやフォトフレーム、ジェルキャンドルなどの沖縄らしさのある手作り体験ができます。
- 恩納ガラス工房: スタッフのサポートを受けながら、ガラスの巻き取りから仕上げまでの全工程を自分自身で行える点が特徴です。
シーサー絵付け体験
シーサーは、沖縄の守り神として家や門に飾られる魔除けの置物です。シーサー絵付け体験では、素焼きのシーサーに自由に色を塗り、世界に一つだけのオリジナルシーサーを作ることができます。
- 体験王国むら咲むら: 琉球王朝時代の街並みを再現したテーマパークです。シーサー絵付け体験のほか、紅型染めや琉球衣装体験など、様々な沖縄文化体験ができます。
- 琉球窯: 沖縄の伝統的な焼き物である琉球焼の工房です。シーサー絵付け体験のほか、陶器シーサー作り体験もできます。
これらの体験を通して、沖縄の文化に触れ、沖縄の魅力をより深く感じてみてはいかがでしょうか。
作者の体験談
沖縄の梅雨は憂鬱?いえいえ「よへなあじさい園」に行けば、そんな気分も吹き飛んじゃいます!約30万輪ものあじさいが、斜面一面に咲き誇る光景はまるで青や紫の絨毯。息をのむ美しさに、思わずため息がこぼれます。
遊歩道をゆっくり散策すれば、色とりどりのあじさいが、まるで万華鏡のよう。携帯を片手に写真撮影も忘れずに!インスタ映えもバッチリです。
まとめ

沖縄の魅力を余すことなく満喫する旅。30万輪のあじさいが咲き誇る「よへなあじさい園」での絶景体験から、地元民おすすめの穴場スポット巡り、沖縄ならではの豊かな自然を満喫するエコツーリズムまで、多彩な楽しみ方ができるのが沖縄の魅力です。
沖縄には定番の観光スポットだけでなく、地元の人々が愛する穴場スポットや、自然を満喫できるアクティビティに独自の文化を体験できるスポットが数多く存在します。ぜひ、あなただけの沖縄旅行を計画して、最高の思い出を作ってください。
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