沖縄都屋漁港ジンベイザメと感動対面!絶品海人めし

沖縄県中部 読谷村にある都屋漁港は、世界最大の魚類ジンベイザメを間近で観察できる体験と、地元漁師が水揚げしたての新鮮な海産物を味わえる「いゆの店 海人食堂」が両方楽しめる穴場観光スポットです。水族館とは違う迫力あるジンベイザメの姿は、子供から大人まで全年齢の観光客に強烈な思い出を残すでしょう。さらに、漁港ならではの絶品刺身や天ぷらは、最高の沖縄グルメ体験となるでしょう。本記事では、この都屋漁港でのジンベイザメ体験の全貌と、漁港グルメの楽しみ方を解説します。

沖縄 読谷村都屋漁港 巨大ジンベイザメと絶品グルメの拠点

沖縄観光で「海」と「食」を同時に満喫したいなら、本島中部にある読谷村(よみたんそん)の都屋漁港(読谷村漁業協同組合)が最適でしょう。

那覇空港や人気のリゾート地 恩納村からもアクセスしやすく、日帰り観光にも組み込みやすい場所にあります。

都屋漁港の最大の魅力は、ジンベイザメという世界最大の魚類に会える唯一無二の体験と、漁協直営の海人(うみんちゅ)食堂で味わえる超新鮮な魚料理です。

都屋漁港は、沖縄では珍しく「観光」と「漁業」が密接に結びついた、活気あふれる場所として知られています。

都屋漁港が那覇やリゾート地からアクセスしやすい理由

都屋漁港は沖縄本島の中部に位置しているため、さまざまな観光ルートに組み込みやすいのが特徴です。レンタカーを利用する場合、主要なエリアからは以下の所要時間です。

  • 那覇空港から: 国道58号線を利用して約1時間
  • 恩納村のリゾートホテル群から: 国道58号線などを利用して約30分

那覇から公共交通機関で向かう場合、那覇バスターミナルから28番・29番・228番など読谷村方面のバスに乗り、「都屋」バス停で下車する方法もあります。

しかしバス停から漁港までの徒歩移動や運行本数を考えると、レンタカーでのアクセスが最もスムーズで時間を有効に使えます。

都屋漁港を訪れる際は、午前中にジンベイザメ体験を予約し、昼食に漁港食堂を利用するという流れが定番です。漁港直営の食堂は営業時間が比較的短いため、ジンベイザメ体験とセットで午前中の早い時間に訪れる計画を立てることをおすすめします。

~読谷村漁業協同組合は、県内最大!大型定置網体験も大好評!海人体験から
美味しい鮮魚直売所まで、 大人から子供、女性からお年寄り、業者さんも、楽しめる施設が盛り沢山です。
みんなで読谷村漁業協同組合へゴー!~

読谷村漁業共同組合

圧巻の迫力!ジンベイザメに会えるグラスボートとダイビング

都屋漁港での観光の目玉は、何と言っても巨大なジンベイザメとの感動的な出会いです。

都屋漁港の港から南西に約2.5kmにある海中生簀(いけす)には、体長数メートル級のジンベイザメが飼育されており、この生簀を利用してさまざまなマリンアクティビティが提供されています。

この体験は水族館の大きな水槽越しに見るのとは異なり、自然の海の中という環境で、よりリアルな迫力と感動を体験できます。体験方法は主に、水に濡れないグラスボートと、直接海に入るダイビング・シュノーケリングの2種類があります。

グラスボートで餌付けを観察するツアーの魅力

マリンスポーツが苦手な方や、小さなお子様(0歳から参加可能)、ご高齢の方におすすめなのが、船底がガラスになっているグラスボートツアーです。都屋漁港から船で生簀まで移動し、船内からジンベイザメが泳ぐ様子を観察できます。

  • 魅力1 『餌付けショー』 ほとんどのツアーで、ジンベイザメへの餌付けショーが行われます。餌を食べるために垂直に立ち上がるの姿は圧倒的な迫力で、船底のガラス越しにその巨大な姿を間近に見ることができます。
  • 魅力2 『天候に左右されにくい』 グラスボートは船内から観察できるため、多少の雨や強い日差しでも比較的快適に楽しめます。手軽に参加できるのが大きなメリットです。

ジンベイザメと泳げるダイビング・シュノーケリング体験

より深くジンベイザメとの対面を楽しみたい方は、体験ダイビングやシュノーケリングがおすすめです。生簀の網越しにはなりますが、間近で一緒に泳ぐような感覚を味わえます。

体験ダイビングでは、インストラクターのサポートのもと、初心者でも海中に入り約50cmの距離までジンベイザメに近づくことが可能です。シュノーケリングは水面から観察するため、気軽に楽しめます。

漁港直送!新鮮な刺身・天ぷらが楽しめる「いゆの店」

都屋漁港を訪れたら、ジンベイザメの迫力体験の後は、ぜひ漁港グルメを堪能してください。漁港内には読谷村漁業協同組合が運営する「いゆの店 海人食堂」が建物2階にあり、その日の朝に水揚げされたばかりの新鮮な魚介類を味わうことができます。

「いゆ」とは沖縄の方言で「魚」を意味し、その名の通り、新鮮な魚を直売店と食堂で提供しています。水揚げされた魚はすぐに調理されるため、その鮮度は折り紙付き。特に観光客に人気なのが食堂で提供される刺身定食や沖縄風天ぷらです。

地元漁師の味!海人食堂で味わうべき人気メニュー

海人食堂のメニューは、その日の水揚げによって変わりますが、常に新鮮なマグロや、沖縄ならではのイラブチャー(アオブダイ)やグルクン(タカサゴ)などの刺身が並びます。

  • 豪快な刺身定食: 地元の漁師が獲った魚を厚切りで提供する刺身は、スーパーや一般的な飲食店では味わえない格別の食感と風味です。安価な価格でボリューム満点の定食が楽しめます。
  • 海鮮丼: 新鮮な魚介類をたっぷり乗せた海鮮丼も人気です。沖縄の青い海を眺めながら、新鮮な魚を食べる贅沢な時間は、旅の最高の思い出になるでしょう。

刺身や魚の天ぷらをコスパ良く楽しむコツ

海人食堂の建物1階には直売店があり、そこで販売されている沖縄風天ぷらも必食です。沖縄の天ぷらは、衣が厚めで味がついており、冷めても美味しく食べられるのが特徴で、おやつ感覚で購入する地元客も多いです。

沖縄風天ぷらは1つ110円程度からと非常に安価で、魚天ぷらやイカ天ぷら、もずく天ぷらなど種類も豊富です。食堂の食事に加えて直売所で天ぷらを購入し、港のベンチで海を眺めながら味わうのが、都屋漁港をコスパ良く楽しむ賢者の移動術です。

ただし、海人食堂は11:00から16:00頃までの営業が一般的で、直売所はもう少し長く開いていますが、定休日もあるため、事前に確認してから訪れましょう。

ツアー予約の必要性とキャンセルポリシーの確認

都屋漁港発着のジンベイザメ体験は、特に夏休みやGWなどの繁忙期には非常に混み合います。参加を希望する場合は、旅行日程が決まり次第、できるだけ早くオンラインまたは電話で予約を完了させましょう。

予約時には、必ずキャンセルポリシーと集合時間を確認してください。集合場所は都屋漁港内ですが、マリンショップによって集合する建物や場所が異なる場合があります。

予約完了メールやウェブサイトの情報に記載されているマップコードや住所をカーナビに登録しておくと、迷うことなくスムーズにたどり着けます。

読谷村の人気スポットと組み合わせる都屋漁港観光モデル

都屋漁港でのジンベイザメ体験と海人グルメを楽しんだ後は、読谷村周辺の豊かな観光スポットを巡るのがおすすめです。都屋漁港は読谷村の中心部に位置しているため、琉球の歴史や文化に触れるスポット、そして絶景スポットへのアクセスが非常に良好です。

琉球文化に触れる座喜味城跡や体験王国むら咲むら

漁港から内陸へ車で少し移動すると、琉球王国の歴史を感じられるスポットがあります。

  • 座喜味城跡(ざきみじょうあと): 世界遺産にも登録されている、沖縄戦の戦火を免れた美しい城壁が特徴の城跡です。入場無料なのも嬉しいポイントです。
  • 体験王国むら咲むら: 琉球王朝時代の街並みを再現したテーマパークで、琉球ガラスやシーサー作りなど、101種類の沖縄文化体験ができる複合施設です。小さなお子様連れの家族におすすめです。

絶景スポット残波岬灯台とセットで巡るドライブコース

都屋漁港から北へ車で約12分から15分の場所にある残波岬(ざんぱみさき)は、沖縄本島最西端に位置する絶景スポットです。高さ30mの断崖絶壁と、その上にそびえる残波岬灯台のコントラストは圧巻です。

都屋漁港を基点に、レンタカーを賢く使って読谷村の魅力を隅々まで味わい尽くしてください。

まとめ

沖縄 読谷村にある都屋漁港は、世界最大の魚類ジンベイザメとの出会いと、漁協直営の新鮮な海人グルメを両方満喫できる、沖縄本島中部の穴場観光地です。

ジンベイザメ体験の後は、漁港内の「いゆの店 海人食堂」で、地元で水揚げされたばかりのマグロなどの刺身や、揚げたての沖縄風天ぷらを安価で味わいましょう。

都屋漁港を中心に、世界遺産の座喜味城跡や絶景の残波岬など、周辺の観光スポットを組み合わせた効率的な日帰りドライブコースを組むことで、沖縄の海、食、文化を深く味わい尽くす、充実した一日を過ごすことができます。

あとがき

沖縄本島中部の都屋漁港は、水族館のガラス越しではない生の迫力をジンベイザメから感じ、漁師さんが獲ったばかりのとりたてグルメを味わえる、まさに「海人(うみんちゅ)」が凝縮された場所です。

ぜひ次の沖縄旅行では、都屋漁港で巨大サメとの感動的対面を果たし、絶品の刺身と天ぷらで舌鼓を打ち、最高の思い出を作ってください。豊かな自然と歴史が息づく読谷村で、あなただけの特別な沖縄時間をお過ごしください。

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