【2025年度版】私が知っている沖縄~上海旅行まめ知識|準備編

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去年の2024年11月にVIsaが免除されて、沖縄から近い上海への旅が行きやすくなりました。上海は、中国最大級の都市で、沖縄から飛行機で直行便で2時間50分ほどと、とても近い場所にあり、歴史と近代的な街並みがどちらも楽しめる魅力いっぱいの場所です。この記事では、私が実際に体験したエピソードや、行く前に知っておくとよい情報をご紹介します。

沖縄から上海へ行く方法:飛行機の選び方と空港準備のコツ

沖縄から上海へ行くには、直行便と乗り継ぎ便の二つの方法があります。ご自分のスケジュールや予算に合わせて、ぴったりな方法を選びましょう。

直行便なら中国東方航空と春秋航空(LCC)

私が使用した沖縄から上海まで直行便を運航している航空会社は、中国東方航空と春秋航空(LCC)の2社になります。出発当日は、空港には出発の3時間前に到着すると安心できるでしょう。

中国東方航空

快適重視派におすすめです。料金は高くなりますが、機内食がでてリクライニングもできるので、快適なフライトをしたい方に向いているでしょう。

エコノミービジネスクラスの持ち込み手荷物は8kgまでです。手荷物のみの方は事前のオンラインチェックインやモバイル搭乗券で、空港での待ち時間を減らしてくれます。

受託手荷物は、ベーシックエコノミークラスでは23kgまで1個無料で預けられます。オンラインチェックインはできますが、空港のチェックインカウンターへ受託手荷物を預けに行く必要があります。

春秋航空(LCC)

できるだけお得に行きたい方向けです。機内食などのサービスがない分料金が安くなっていることが多いです。

持ち込み手荷物は7kgまで、サイズも36×23×56cm以内とかなり小さめです。機内持ち込み可のスーツケースだと、大きい場合があるので事前にサイズを確認しましょう。

受託手荷物は運賃タイプで変わり、事前購入が必要なものや20Kg・1個まで無料なもの、30Kg・1個まで無料なものなどがあります。

私が利用した際の国際線では、オンラインチェックインやモバイル搭乗券は現時点では提供されていないようですので、空港カウンターでの対応になります。機内持ち込みだけの方は、自動チェックイン機の利用がスムーズです。

座席の幅は両方とも同じくらいでした。春秋航空の座席はリクライニングできなかったのですが、フライト時間が短いので気になりませんでした。

乗り継ぎ便という選択肢

ANAやJALは沖縄から上海の直行便はありませんでした(当時)。本土の空港からは運航しています。直行便以外にも、香港や台湾で乗り継いで上海に行く方法があります。

乗り継ぎ便は時間がかかりますが、直行便より安くなることがあるようです。時間に余裕があって少しでも安く行きたい人は、検討してみるのも良いでしょう。

モバイルバッテリーの3Cマーク規制に注意

中国国内線では「3C認証マーク(CCC)」がないモバイルバッテリーは持ち込み禁止になりました。マークがない場合は没収されます。

国際線では3C認証なしでも通ることが多いとされていますが、細かくチェックされる可能性が高いので、日本発-上海直行便だけ利用する場合も、念のため3Cマーク付き製品を選ぶと安心でしょう。

私は日本に帰国の荷物検査の時、係員に「モバイルバッテリーは持っているか?」と聞かれたので、国際線も厳しくなっているのかなと思いドキドキしました。

浦東空港から上海市内への移動:2つのおすすめルート

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沖縄から上海に到着する浦東空港から市内まで、主に3つの便利な移動方法があります。※日本円はレートで変動します。

1. 最速ルート:「上海トランスラピッド」+地下鉄

浦東空港から「龍陽路駅」まで、「上海トランスラピッド」で約6~8分で移動できます。

料金は50元(約1,075円)で、朝6:45から夜21:40まで15〜20分間隔で運行しているため待ち時間も短くて済みます。「龍陽路駅」からは地下鉄に乗り換えて、上海市内のどこへでもアクセス可能です。

2. 経済的ルート:地下鉄2号線で直行

お金を節約したい人には、地下鉄2号線がとてもおすすめです。

浦東空港の地下鉄駅はターミナル1(T1)とターミナル2(T2)の間にあり、どちらからでも徒歩5分程度でアクセスできます。

運行時間も朝6時から夜22時頃まで対応しているので、多くのフライトに合わせて利用できます。

駅の案内は中国語だけでなく英語でも書かれているので、初めて行く人でも安心して利用できると思います。

良い点は、浦東空港から地下鉄2号線が直接つながっているので、上海の人気スポットに乗り換えなしで、そのまま向かえるのでとても便利です。

料金はたった1区間約7元(約150円)前後と格安で、他の交通手段と比べて費用をぐっと抑えられます。

※2025年6月28日から、上海の地下鉄でも「Tap to Ride」と呼ばれるサービスができました。クレジットカードやスマホウォレットを改札にかざすだけで乗降でき、切符を買う手間が省けます。

[空港間の移動も地下鉄で]

もし浦東空港と虹橋空港の間を移動する必要がある場合も、地下鉄の空港連絡線が便利です。

荷物が多くても地下鉄なら安心して移動できるので、乗り継ぎがある時にも重宝します。

慣れないうちは路線図を見ながらドキドキするかもしれませんが、表示がしっかりしているので大丈夫です。

3. 快適重視ルート:DiDi配車サービス・ホテル送迎

最も安全で確実なのは、宿泊ホテルの送迎サービスを事前に手配することです。

ホテル送迎が難しい場合は、DiDi配車サービスを利用しましょう。DiDi(滴滴出行)は、中国で普及している配車アプリです。一般のタクシーは料金トラブルの可能性があるためおすすめしません。

DiDi乗り場は一般のタクシー乗り場とは別の場所にあります。到着ロビーを出たら、まずは「E-Hailing」または「Parking(停車庫)」のサインを探します。

その案内に沿って進むと、空港の駐車場に出ます。看板や床に「P2」「B2」などと書かれていることが多いのでしっかり確認しましょう。

うろうろして声をかけてくる人には「不要(ブーヤオ)」と答えれば大丈夫です。

そこからエスカレーターで地下2階(B2)へ降りてください。「B2-2」のような表示を頼りに、「1」や「2」の数字の書いてあるオレンジ色の柱(エリア2)を目印にするのがよいでしょう。

車がどこを走っているのかDiDiアプリ上で確認できます。近くにきたらDiDiの画面に表示されている車種や色、ナンバープレートで車を探します。乗る時に本人確認のためドライバーに自分の携帯の下4桁の番号を伝えます。

あらかじめ番号のメモを用意してみせるか、中国語の数字の言い方を覚えておくとよいでしょう。

ドライバーは到着後15分経過するとキャンセルされるので、DiDiを呼ぶタイミングに気をつけてください。

私は、DiDiの乗り場まで20分以上かかりました。ローカルでも迷うことがあるので、迷ったら聞きやすそうな人を探し翻訳機で聞きましょう。親切に教えてくれますよ。

SIMと携帯レンタルサービス

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渡航前に中国で必ず使えるeSIMかSIMカードを購入して携帯に入れておきましょう。できればVPN付きeSIMをおすすめします。中国ではGoogleやLINE、インスタグラムなどが使えないからです。

SNSを使わない人で、2泊3日くらいならVPN付きじゃなくても、大丈夫だと思いますが、中・長期滞在するのならVPN付きeSIMが便利でしょう。

注意点として、VPNはブロックされて使えないときがあるので、使えるようになるまで気長に待ちましょう。

私が実際に使用したVPN付きeSIM:「 Holafly」「 Almond」/ VPNなしeSIM「Season sim電話番号付き」

他にも「trifa」「 Klook」などありますが、自分の旅行プランや予算にあったものを選びましょう。ahamoはそのまま現地でもVPNなしで使えるようです。

番外:携帯電話レンタルサービス

最近、ジョイテルが中国で使える携帯をレンタルするサービスをはじめました。Alipay やWeChatなどにクレジットカードなどの個人情報を登録したくない人などはこちらもおすすめです。

中国渡航前に全ての設定がされた携帯が届き、到着後すぐに使用できます。中国の電話番号も付いていて、中国ではSNS認証が求められる場面が多いらしいのでとても便利です。

「ジョイテル中国どこでもペイ」のHPから申し込みができます。

上海旅行で私が使用した必要なアプリ

上海旅行では、携帯アプリがないと支払いも移動もスムーズにいかないことが多いです。私が使用したアプリをご紹介します。沖縄出発前に準備しておきましょう。

1.「 Alipay(支付宝)」・「WeChat Pay(微信支付)」

上海では現金やクレジットカードより、QR決済が主流です。小さなお店でも使えるケースが多いので、出発前にどちらもインストールと設定をしておきましょう。

「Alipay」 は買い物や食事、DIDI、地下鉄、自転車等ほとんどの支払いに使います。

「WeChat」は、LINEのように連絡ツールとして使う他に、予約、注文、モバイルオーダーもできます。

2. 「Amap(高徳地図)」または「百度地図」

GoogleマップはVPNがあれば使えますが、位置情報が正確に出てこない場合があります。中国の地図アプリがあれば安心です。

「Amap」には英語版もあり、地下鉄や徒歩のルート案内もできます。私は「Amap」が使いやすかったです。

3. 翻訳アプリ「Pleco」・「百度翻訳」

DeePL翻訳やGoogl翻訳も使えますが、正確に翻訳されない場合があります。中国の翻訳アプリだとちゃんと伝わりました。

どちらも音声入力ができて読み上げてくれるし、写真を撮ると文字を読み取ってくれる機能もあり、メニューや標識などにも使えどちらも大活躍でした。

まとめ

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初めての上海でも、しっかり準備していけば安心して楽しめますよ。ぜひ近くて魅力いっぱいの上海旅行にチャレンジしてみてください。

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